店長日記
今日も消防の練習なので、全身筋肉痛の体で消防車に乗り込みます、店長椎名です。
その日は、大雨の予報で練習が休みだ^^と思っていましたが、雨の気配ゼロなんですけど~~!!森田さんの嘘つき!!と、団員みんな沈みがちで、集合しました、その時一斉に団員の携帯が鳴り、ラッキー!!練習中止のお知らせか!?と思い、受話器に耳を当てると、何か変なアナウンスが流れています・・・第一出動・・・付近で火災・・・なにぃふざけやがって!誰ですか? 返事がありません。
火事だ!!部長が叫びます、自分の天然ぶりにビックリしている間もなく、サイレンを鳴らして出動。実は初出動の自分はドキドキで、興奮を隠すので精一杯です、こうゆう緊急事態ってついつい声が大きくなりがちだったり、自分がかっこよく感じたり、自分がかっこよく感じたりしてしまいせん?そんなナルシストな自分を抑えつつ現場が遠くに見えてきました、大きな火柱を上げてゴォーゴォーと音が聞こえてきます。
これ、消すんですか!?1番乗りで現場に到着したもののあまりの火の凄さに呆然、何をすればいいのか分からず、あたふたしていましたが、とにかく水!!現場は道路からほそ~い路地を入った所で、川から約250m離れています。すっごい遠いんですけど~!!そんなことは口には出しません、走りましたよ、転びましたよ、ホースを2本かかえて何度も往復です、練習でもそのぐらい速く走れよ!!ってぐらいの速さで、これぞ火事場のくそぢからです、10数本のホースを繋げ、放水開始!!
次々と他の消防車も到着し、20分後ぐらいには火もだいぶ収まりました。1軒の民家が全焼してしまったのですが、飛び火することも無く他の民家は無事でした。しかし若干の火はくすぶってしまうらしく、約24時間地元の団員は見張りをしていたらしいです。お疲れ様です。
翌日、住民の悲しいニュースもありました、今回の経験で火の恐ろしさをまた思い知らされました、大切なものを奪う災害からすべてを守ることは難しいですが、備えがあれば、最低限のものを守ることは可能です、耐火金庫があれば、安心ですし、いざというときにも躊躇せず自分の身と家族の身を守ることを最優先できます。
みなさんも災害の備えて金庫をもっていただければ2次的ですが、家族を守る手段となるのではと思います。